FEVER

危ない兆候

①意識が朦朧としている
 ②血圧が下がっている
 ③呼吸が苦しい
 ④高齢者である

これらが複数認める場合はすぐに医療機関を受診するか救急車を呼んでください。
*高熱というだけでは重篤な病気かどうか分かりません。

受診の目安

・3日以上発熱が続いている
・発熱以外の症状がつらい。治療を希望する
・インフルエンザやコロナの迅速検査を希望する
・発熱の原因を知りたい

発熱外来受診希望のかたは、受付時間内に電話(053-453-8550)でご連絡ください。
当院スタッフが診察時間などをご案内します。

発熱とは、体温が37.5℃以上になった状態や、平熱より1.3℃上昇した状態と呼んでいます。
しかし一般的は体温が37℃以上の状態がしばらく続いている状態といっていいでしょう。

体温を調節する中枢は脳の視床下部というところにあります。何らかの原因でこの体温調節中枢の設定温度が上に移動した場合に発熱します。
これは、われわれのからだが病気と戦っている反応です。

原因

では、どんな原因があるでしょうか?

1 細菌やウイルスなどの感染症

かぜ症候群 鼻水、喉の痛み、咳などを伴う場合が多い。
インフルエンザ 高熱、関節痛、だるさ、鼻水、喉の痛み、咳など。二峰性発熱はインフルエンザに特徴的。
新型コロナウイルス感染症 発熱、喉の痛み、鼻水、咳、味覚異常、嗅覚異常
はしか、風疹、みずぼうそう

おたふくかぜ、ヘルペス性歯肉口内炎
発疹、皮疹、唾液腺の腫れや痛み、歯肉の腫れ、口内炎
肺炎・結核 発熱、咳、喀痰、だるさ、頭痛、呼吸困難
尿路感染症(急性腎盂腎炎) 高熱、悪寒戦慄、悪心・嘔吐、下痢、腰痛、膀胱炎症状
胆道系感染症 高熱、腹痛(心窩部痛、右季肋部痛)
胃腸炎 悪心・嘔吐、下痢、腹痛、倦怠感
皮膚感染症 皮膚の発赤、腫れ、痛み
筋肉、関節の炎症 筋肉痛、関節痛、関節の腫れ

2 炎症・自己免疫疾患
 膠原病(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス)、偽痛風(CCPD結晶沈着症)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)

3 悪性腫瘍 悪性リンパ腫やがんなど
4 代謝疾患 甲状腺疾患(バセドウ病、亜急性甲状腺炎)
5 熱中症
6 薬剤性

問診

症状、期間、周囲の状況などを聞き取ります。

検査

迅速検査 必要に応じて以下の検査を実施しています。
インフルエンザ抗原検査・新型コロナ抗原検査・アデノウイルス抗原検査、溶連菌検査
RSウイルス抗原検査、ヒトメタニューモウイルス抗原検査

核酸同定検査
マイコプラズマ感染症

末梢血液一般、CRP定量迅速検査

その他の血液検査
麻疹抗体、風疹抗体、EBV抗体、CMV抗体など

胸部レントゲン検査
肺炎や肺結核、胸膜炎が疑われる場合に行います。

腹部超音波検査
肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、胃、小腸、大腸、子宮、卵巣、前立腺の疾患が疑われる場合に行います。

顔面、頸部超音波検査
耳下腺、顎下腺、甲状腺の疾患が疑われる場合に行います。

治療

病態に応じた治療をいたします。
解熱剤 アセトアミノフェン、イブプロフェンの錠剤、粉薬、シロップ剤、坐薬などを希望に応じて処方します。

抗菌薬 細菌感染症が疑われた場合に処方します。

抗ウイルス薬 特定のウイルス感染症に処方します。