目指すのは、
健康につながる体重管理。
体重が増えてきた、健診で血糖や血圧を指摘された、減量が長続きしない。数字だけにとらわれず、体調と生活の両面から取り組み方を考えます。
「肥満」と「肥満症」の違い
日本では、BMIが25以上の状態を「肥満」と分類します。そのうえで、肥満に関連する健康障害や内臓脂肪の蓄積などがあり、医学的に減量が必要と判断される状態が「肥満症」です。
同じBMIでも、必要な治療や目標は人によって異なります。血圧・血糖・脂質、体調、これまでの体重変化などを合わせて確認します。
体格を確認する目安
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
例:身長1.60m、体重65kgの場合
BMIは約25.4です。
こんなときはご相談ください
- 健診で体重や腹囲の増加を指摘された
- 血糖・血圧・脂質も気になっている
- 減量とリバウンドを繰り返している
- 膝や腰への負担で運動が難しい
- いびきや日中の眠気がある
- 自分に合う取り組み方が分からない
続けられる方法を、組み合わせて
肥満症の治療では、食事・運動・行動の見直しが基本となります。急な減量よりも、背景にある病気や生活に合った方法を続けることが大切です。
まず、いつもの食べ方を知る
食事の量だけでなく、間食、飲み物、食べる時間なども振り返ります。極端な制限を始める前に、変えられる点を整理します。
体調に合う動き方から
痛みや持病、これまでの運動習慣に合わせて考えます。歩く時間や日常の活動を少しずつ増やすなど、無理のない方法を選びます。
変化を記録して振り返る
体重や食事の記録は、増減の理由に気づく手がかりです。できたことを確認しながら、続けやすい目標へ調整します。
診察で確認すること
これまでの変化
体重が増えた時期、過去の減量、食事・活動・睡眠などの生活状況を伺います。薬や別の病気が関係していないかも確認します。
健康への影響
健診結果や持病、血圧などを確認し、必要な検査を検討します。体重を減らすことが何の改善につながるのかを整理します。
目標と見直し
体調や生活に合った目標を相談します。体重だけでなく、検査結果や日常生活の変化も振り返ります。
薬による治療について
肥満症の薬は、誰にでも使えるわけではありません。診断、BMI、合併症、これまでの治療、医療機関の要件などにより適応や保険の扱いが異なります。
当院での薬物治療の取り扱いと費用については、受診前にお問い合わせください。美容や短期間の減量を目的に、自己判断で薬を使用しないでください。
受診時にお持ちいただきたいもの
健診結果、お薬手帳、分かる範囲の体重の記録があると相談に役立ちます。記録がそろっていなくても、まずは気になっていることをお伝えください。
体重と健康について、ご相談ください
取り組み方が分からない方、健診結果が気になる方はお問い合わせください。
